富士通が、グローバル拠点を含む全社員約13万人の働き方改革の実践知とテクノロジーを融合させたソリューション群を「FUJITSU Work Life Shift」として、グローバルに10月9日より提供開始したと発表した。
「FUJITSU Work Life Shift」は、自社実践をもとに、ニューノーマルにおける新たな働き方を実現する17種のソリューションを体系化したもの。
「Smart Working」、「Borderless Office」、「Culture Change」の3つのカテゴリーで、自社実践を通して得られたノウハウやテクノロジーに加え、すでに顧客へ提供しているものも含め59種のサービス・製品を、顧客ごとに最適に組み合わせて提供するという。
以下が、主要7種のソリューションとそれらの関連サービス。
また、テレワークにより離れた人同士が、会議室などでの作業を同じ仮想空間で実施できる「FUJITSU Collaboration Space」を11月30日より新たにサービス提供を開始するとのことだ。
「FUJITSU Collaboration Space」は、富士通研究所の空間ユーザインターフェース技術を活用し、リモートワークにおいてもメンバー同士が同じ空間の中で作業しているかのような環境を提供。
テキストファイルや動画、音声、手書き文字、CADデータなどの多様なデータを複数メンバーで同時に入出力・共有・編集ができ、途中で中断した作業も利用ログをさかのぼりデータ呼び出しが可能であるとしている。
なお、同内容は、10月14日から開催されるオンライン形式のグローバルイベント「Fujitsu ActivateNow」にて紹介するとしている。
今後も同社は、グローバル視点で働き方改革を加速させ、実践知を積み上げていくとともに、新たなテクノロジーを開発・実装し、さらなるソリューションの拡充を図りながら、医療や建設現場などの業務を支えるサービスも順次提供し、ニューノーマルな社会に適した持続可能で多様な働き方の実現に貢献していくとのことだ。