favy、FC町田ゼルビアと町田を活性化させるサブスク「まちパス」開始

食マーケティング総合企業のfavyは、Jリーグ所属のFC町田ゼルビアと一緒に、月額980円で、対象店舗でドリンク1杯や割引などのサービスを受けられる『まちパス』を販売し、町田エリアおよび近隣地域の飲食店やその他店舗と共に、町田エリア全体を活性化させるサブスクプロジェクトを開始すると発表した。

また、同プロジェクトの参加店舗も募集開始したとのことだ。

コロナ禍でスポーツ業界は、リーグ戦の延期、スタジアムへの入場制限、イベントの中止など、大きな影響を受けている。影響を受けているのは、飲食業界も同様であるとし、新型コロナによる来客数の減少、営業時間を短縮せざるをえないなど、厳しい状況に置かれている。

同プロジェクトでは、こうした状況下だからこそ町田を拠点とするスポーツチームと飲食店が協力し合い、町田エリアの活性化を目指すとのことだ。

店舗が簡単にサブスクリプションサービスを実施できる「favyサブスク」を導入することで、店舗の新規顧客の獲得や既存顧客の来店頻度向上が見込めると同時に、利用回数、会員数などをデータで把握することが可能となり、飲食店のDX化も目指すとのことだ。

通常、飲食店に提供しているfavyサブスクは、ツールの初期費用・月額費用が飲食店に負担となる。

今回、FC町田ゼルビアと取り組むまちパスでは、参加飲食店の金銭的な負担と、運用面(サブスク会員の問い合わせ対応など)での負担を減らし、サブスクツールの月額利用料とサブスク会員の問い合わせ対応などにかかる費用はFC町田ゼルビアとfavyにて負担するという。

favyはサブスクツールの提供やサブスク会員の対応を、FC町田ゼルビアはホーム試合時などでサブスク会員の新規獲得や飲食店の送客支援を、参加飲食店はサブスク会員へのドリンク提供など、各々が得意とする分野を担当する仕組みになっているとのことだ。

また、サブスクの会員売上は、ツールにかかる諸手数料を除いた金額を飲食店とFC町田ゼルビアでシェア。

飲食店にとっては自店舗で会員を獲得することによって継続的な固定収入に繋がり、リピーター獲得にも繋がるとしている。

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