ポルシェジャパンは、ホテルやゴルフ場など目的地となる場所に設置される、ポルシェデスティネーションチャージングステーションの一つ目の充電施設を箱根のクラシックホテル「富士屋ホテル」に開設したと発表した。
ポルシェデスティネーションチャージングステーションは、ホテルや温泉施設、レストラン、ゴルフ場などのレジャー施設を中心に展開する普通充電器設置プログラム。
これにより、設置されている施設利用者のポルシェ電気自動車、PHEVは無償で充電が可能。一つ目の拠点となる富士屋ホテルには、2基の普通充電器ポルシェ モバイルチャージャー(8kW出力)がホテル内の駐車場に設置される。
ホテル滞在時間中の約9時間で、80%以上(走行距離300km分)の満充電近くまで完了し、4時間程度の滞在であっても、100km以上の走行距離分の充電が可能。
ポルシェジャパンが展開する充電器モデルは、日本国内の充電基準(急速:CHAdeMO、普通:J1772)に対応しており、ポルシェ以外の国内充電基準のEV、PHEV車も充電可能。
ポルシェジャパンは、急速充電器(最大150kW級出力、CHAdeMO規格)を始めとする独自の充電ネットワークを日本全国で展開しており、全国のポルシェセンターはもちろんのこと、東京・名古屋・大阪の商業施設など都市型充電ステーションや、今回のような普通充電器設置の目的地型充電ステーションなど、設置施設は順次拡大している。