旭化成は、旭化成グループにおいて、従業員と家族の健康保持・増進を経営の重要課題としてとらえ、健康経営をさらに進めるため、「旭化成グループ健康経営宣言」を制定したと発表した。
これは、従業員の活躍・成長、働きがい・ワークエンゲージメントの向上を図り、さらなる生産性向上の実現に寄与するものと考えているとのことだ。
足もとでは、在宅勤務の継続による働き方の変化に伴う従業員の心身の健康リスクへの配慮や感染症の重症化リスクが高いと言われている高血圧や糖尿病の従業員を減らすことも重要になっているとし、Withコロナの時代こそ、従業員とその家族の健康保持・増進に関心と価値を高めて経営を進めるとしている。
なお、健康経営宣言の内容は以下。
『旭化成グループは、私達の強みである「多様性と変革力」を武器に「持続可能な社会」の実現に貢献し、「企業価値の持続的向上」を追求しています。この実現には、「人財」が全てだと考えます。
従業員が心身ともに健康で、皆が活躍できる環境を会社として整備することが今後、ますます重要になっていきます。これまで展開してきた健康保持・増進の取り組みをさらに発展させた 「健康経営」を、「グループ健康経営ビジョン」を掲げて推進することを宣言します。』