サイバーエージェントは、サッカー観戦をデジタル・トランスフォーメーションするスタジアムエクスペリメント(以下、Stadium Experiment)と戦略的パートナーシップを目的とした資本業務提携を締結したことを発表した。
「Stadium Experiment」が展開する「スタジアムアプリ™️」は、各サッカークラブに最適化した専用アプリを通じてバーチャルでのサポート観戦を実現するサポーティングアプリ。
コロナ禍の影響で観客減が想定されるサッカークラブや団体のサポートを行なうことを目的に、2020年8月にサービス提供が開始された。
今回の戦略的パートナーシップ構築により、サイバーエージェントグループのCyberHuman Productionsが保有する3Dスキャン技術や開発力、3DCGコンテンツ制作の知見などを最大限に活かし、フォトリアルな3DCG選手が登場するスタジアム体験をはじめとしたリッチな演出を実現することで、ユーザーのバーチャル体験向上を目指すという。
さらに、デジタルとリアルを組み合わせたスタジアムにおける「未来の体験」の実装に向けて、相乗効果を生みながらスポーツ観戦のDXを加速させていくとのことだ。
サイバーエージェントの取締役・常務執行役員の内藤貴仁氏は、「当社がクラブオーナーを務めるゼルビアを含め、サポーターの皆さまが現在の状況下においてもサッカー観戦や選手との交流を楽しめる場を「Stadium Experiment」を通じて提供し、これまでにないバーチャル体験を創り上げていきます。」とコメントしている。