日本マクドナルドは、「マックデリバリーサービス」の宅配バイクとして、「電動3輪バイク」の本格導入を、2020年10月より開始すると発表した。
「マックデリバリーサービス」は、マクドナルドの”いつものおいしさ”を自宅やオフィスにマクドナルドのクルーが届ける、マクドナルド独自の宅配サービス。
2010年の初導入以降、対象エリアを順次拡大し、直近では10月1日より新たに石川県でもサービス開始するなど、1都1道2府30県、600店舗（10月5日時点）で展開している。
今回、「マックデリバリーサービス」の宅配バイクとして、モビリティブランドのaidea社製「電動3輪バイク」を本格導入することを発表した。
同バイクは、2020年5月より神奈川県で、7月より東京都で、それぞれ一部店舗にてテスト導入。走行性能や安全性の検証を経て、本格的に導入することとなったとしている。
まずは、2020年10月中に44店舗で約100台を導入。年内には約120店舗・約320台へと拡大予定であるとのことだ。
同社は、デリバリー需要の高まりに併せて拡大している「マックデリバリーサービス」における電動3輪バイクの導入は、マクドナルドとしての持続可能な社会の実現に向けた活動の一環と考えているとし、環境への配慮と、社会にやさしいモビリティとしての役割を担うとしている。
また、同社は、このほかにも持続可能な社会の実現に向けた取り組み”Scale for Good（スケール・フォー・グッド）”の活動を展開。
その中の「環境負荷軽減」を目指す分野では、店舗照明をLED照明へ順次切り替えたり、一部物流において鉄道輸送へのモーダルシフトや他業種と協業して共同輸送を実施するなど、様々な活動を実施。
マクドナルドは、変わりゆくマーケットやユーザーのニーズに合わせて進化し続けていくとし、常にユーザーの声を聴き、昨日より今日、今日より明日と向上し続け、”a better McDonald’s”となることを目指していくとのことだ。