ソフトバンクとビデオリサーチの共同出資会社であるevery syncは、ソフトバンクが募集した調査モニターのテレビ視聴やインターネット利用のデータの他、属性データや趣味などの詳細なプロフィール情報を提供するサービス「es XMP(クロスメディアパネル)」を開始すると発表した。

es XMPは、ソフトバンクが募集した調査モニターのテレビの視聴やウェブサイトの閲覧、スマートフォンアプリの利用状況について、ビデオリサーチの技術により、テレビ番組別の視聴状況や曜日・時間帯別のアプリの利用状況、検索キーワードなど、さまざまな切り口でシングルソースデータを取得して提供するサービス。

また、各調査モニターからアンケート形式で取得した年齢や職業、役職、同居家族などの属性データの他、食に対する考え方などの生活意識や好きなテレビ番組、動画配信サービスの利用頻度、関心のある商品やサービス、起床から就寝までの活動時間などの詳細なプロフィール情報を、ニーズに合わせて提供する。

これにより、es XMPを利用する企業は、プロフィール情報において特定の傾向がある調査モニターにターゲットを絞ってテレビやアプリの利用状況などを確認したり、テレビCMの視聴者が特定のウェブサイトに接触するまでの動線を確認したりすることができ、効果的なマーケティングプランの立案から施策実行後の効果測定に役立てることが可能とのことだ。

また、各社のオリジナルのアンケートを調査モニターに行うことができ、自社のテレビCMを視聴した調査モニターの商品購入意欲がどのように変化したかなどを確認することができるという。