Zホールディングス、本社オフィスの一部をグループ会社に開放 多様な働き方を推進

Zホールディングス(以下、ZHD)は、社会の新常態(ニューノーマル)を見据えた多様な働き方に対応することを目的に、本社紀尾井町オフィスの一部を順次、ZHDグループ会社に開放していくと発表した。

第1弾として、ZHDグループのヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)が運営するオープンコラボレーションスペース「LODGE」を、ZHDグループ会社の社員が利用可能として、業務にあわせて場所にとらわれない多様な働き方を推進していくとのことだ。

Yahoo! JAPANは、新型コロナウイルスの影響により、2020年2月より段階的にリモートワークの制限を解除。在宅勤務を推奨し、2020年7月には社員の出社率が全体の約5%になったという。

また、ZHDとYahoo! JAPANでは、10月よりリモートワークの回数制限を廃止した新しい働き方に移行するとともに、オフィスの在り方を再定義したとしている。

2016年に本社を移転した紀尾井町オフィスは、新たな事業やサービスにつながる社内イノベーションの創出をコンセプトに据え、社員同士のコミュニケーションを増やすためにジグザグに机を配置したり、固定席を持たずに空いている席で自由に仕事ができるフリーアドレス制を採用している。

社外の人も利用できる「LODGE」は、Yahoo! JAPAN社員と社外の人とのイノベーションを創出することを目的に運営していたが、新型コロナウイルスの影響で2020年2月より休館していた。

今回「LODGE」をZHDグループの社員に開放。これにより、まずはZHDグループ全体のイノベーション創出の場として再始動するとのことだ。

また、ZHDグループの社員は、自宅、グループ会社オフィスなどに加えて、「LODGE」も勤務地に加わることで、業務に合わせて場所にとらわれない多様な働き方が可能になるという。

さらに、ZHDとYahoo! JAPANの社員がZHDグループ会社のオフィスの利用を可能にするなど、ZHDグループ全体でのオフィスの有効活用を促進。

ZHDは今後も「UPDATE THE WORLD 情報技術のチカラで、すべての人に無限の可能性を。」をミッションにグループ全体で、さまざまな取り組みを進めていくとしている。

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