Origamiは、9月30日をもって、全サービスを終了したことを発表した。

「お金、決済、商いの未来を創造する。」というミッションを掲げ、2015年10月からスマートフォン決済をスタートし、政府が掲げているキャッシュレス社会の実現への貢献や、決済や商いの摩擦を減らすことにより「人がお金を活かし、お金が人を活かす」ことで、人の営みを少しでも進歩できる世界を信じて、事業運営やサービス開発を行ってきたという。

その後同社は、2020年1月23日にメルカリグループ参画を発表するとともに、「Origami Pay」サービス・ブランドを、利用者・加盟店に対して一定の周知期間を経た後に「メルペイ」に統合する旨を公表していた。

同社は「現在、世界中で新型コロナウィルスとの戦いが続き、その中でデジタルトランスフォーメンションの重要性が高まっております。その中で、キャッシュレス社会の実現は、その一翼を担うものであると信じております。」としたうえで、

今後はメルカリグループの一員として、Origamiが目指したキャッシュレス社会への貢献、新しい金融の実現に対する想いを引き継ぎ、メルペイを通じて、社会に還元できればと考えております。長きに渡り、Origamiをご利用いただきまして、誠にありがとうございました。」とコメントしている。