ビジネスチャット「Chatwork」を提供するChatworkは、Web会議サービス「Zoom」の販売を開始したことを発表した。
同社が他社のSaaSサービスの販売をおこなうのは初の取り組みとなり、販売開始を記念して、契約初年度は20%割引になるキャンペーンを実施するとのことだ。
Zoomは、パソコン、スマートフォン、タブレットなど端末を選ばずに、複数人でWeb会議がおこなえるサービス。新型コロナウイルス感染症の拡大によるテレワーク需要の高まりとともに、利用者が急増したという。
同社は、2020年7月に「Zoom」と連携している。今回、Chatworkとの親和性が高いことから、Zoomの販売を開始するに至ったとのことだ。
多様な働き方が求められるwithコロナ時代では、Web会議の需要が今後もますます増えていくことが予測され、Zoomが利用される機会もさらに増えてくると考えられる。
Zoomには、Web会議が可能な「Zoomミーティング」以外に、オンラインで研修やカンファレンスが実施できるサービス「Zoomウェビナー」が存在し、ChatworkとZoomを一緒に利用することで、在宅勤務や社内会議、取引先との会議、ウェビナーなど、さまざまなニーズのコミュニケーション環境を構築することが可能となる。
さらに、同社からZoomを契約すると、初年度が20%割引になるため、コスト面においてZoomの導入ハードルが低くなるとしている。
初年度20%割引キャンペーンの概要は以下。
対象:Chatworkのビジネスプラン、またはエンタープライズプランを新たに契約する企業および既に契約している企業
キャンペーン期間:10月1日から12月15日
同社は、今回のZoomの取り扱いを通して、企業が効率的かつ柔軟な働き方の実現ができるよう支援していくとのことだ。