Yahoo! JAPANと電通デジタルとPARTYの3社は、警察庁から写真や情報提供などの協⼒を得たうえで、AI(画像解析・⽣成技術)を⽤いて指名⼿配被疑者の現在の姿を予測するプロジェクト「TEHAI」をした。
同プロジェクトは、警視庁による、11月の指名⼿配被疑者捜査強化⽉間の実施に伴い、指名⼿配被疑者の情報提供の促進を⽬的としている。
情報提供を呼びかける特設サイトを、捜査強化⽉間に先⽴ち9⽉30⽇より⽴ち上げたとのことだ。
WEBサイトでは、5名の指名⼿配被疑者の予測イメージを公開。被疑者の顔をクリックすると、AIによるシミュレーションと体型変化を加味し、被疑者⼀⼈につき9パターンの予測イメージを閲覧できる。
予測イメージは、AI(画像解析・⽣成技術)を使って、⼤量の顔写真データから加齢に応じた特徴(シワの⼊り具合、⽪膚のたるみ⽅など)を抽出し、過去撮影された被疑者の顔写真にその特徴を適⽤することで現在の姿を予測。
加齢変化を得意とするAI、⽼化前後のペア画像から特徴を抽出して変換するAIなど、AIが持つ特⻑から複数のAIを採⽤し、被疑者1⼈あたり9つのパターンを公開することで、予測の幅を設けたとのことだ。
5名いずれも検挙に結びつく有⼒な情報を提供した人に対して報奨⾦が⽤意されており、⼼当たりがある際にはすぐに情報提供ボタンから連絡できる仕組みとなっている。また、Yahoo! JAPANでは、⾃社の広告枠を通じて本サイトの認知拡⼤を⽬指すとのことだ。