三井住友海上火災保険ならびにあいおいニッセイ同和損害保険は、CO2を排出しない持続可能な都市「ゼロエミッション東京」を目指す東京都の取り組みに賛同し、キャップ&トレード制度に基づくCO2削減クレジットを東京都に寄付したと発表した。

寄付したCO2削減クレジットは、同社グループの都内大規模事業所における省エネ・温室効果ガス削減取組により創出されたもの。

グループ寄付合計は、24,829トンとなっており、うち三井住友海上が16,756トン、あいおいニッセイ同和損保が8,073トンとなっている。

MS&ADインシュアランス グループは、「グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支えます」というミッションのもと、中期経営計画「Vision 2021」において、レジリエントでサステナブルな社会の実現に貢献することを掲げている。

特に、気候変動の緩和と適応に貢献することを重点課題の一つと位置づけ、これに対応した商品・サービスを提供するとともに、日常業務における省エネ取組や省エネ設備の導入等、CO2の排出量削減に取り組んでいる。

今後も、異常気象による企業活動等の被害・損失を軽減する商品・サービスや、脱炭素社会の移行に貢献する商品・サービスの開発を通じて、持続可能な発展を支援していくとのことだ。