JTBが、2020年10月1日~2021年3月31日までJTBグループ国内旅行キャンペーン「日本の旬 九州」を展開することを発表した。

Re-sight KYUSHU

「日本の旬」は、「日本の魅力を再発見」をテーマに、1998年よりJTBで継続的に実施している国内旅行活性化に向けたキャンペーン。半期毎に対象方面を選定し、各地の「旬」の魅力を掘り起こし、「旅」を通じて、より多くの人々に現地の魅力を感じてもらうことで地域活性化に貢献することを目的としている。

今回選ばれた九州は、熊本地震で不通となった豊肥本線が2020年8月に全線開通し、奄美諸島(やんばるを含む)が世界自然遺産登録の推薦地となるなど、注目度が高まっている状態だという。さらに、崩落した阿蘇大橋も2021年3月に開通する予定であり、九州観光の大動脈である「大分~阿蘇~熊本~長崎」をつなぐルートの再開が期待されている。

同キャンペーンでは、「自然・風景」「歴史・文化」「食・味覚」「体験」「復興・つなぐ」を切り口に、九州の魅力を再発見し、九州内の地域をつなぎ、災害からの復興につなげ、未来へつなげていけるように、「Re-Sight Kyushu~時をつむぐ 未来へつながる~」がテーマとして設定された。

Re-sight KYUSHU

また、「新たな旅のスタイル」として、九州を代表する人気スポット糸島・阿蘇・ハウステンボスにて、通常は運行されていない二階建てオープンバスが期間限定で運行されるなど、密を避けたプランなども企画されている。

なお、2021年度上期(3月~9月)の「日本の旬」は、東北にて開催予定とのことだ。