デンソーは、同社が提供するカーナビゲーション(以下、カーナビ)連携アプリ”NaviCon(ナビコン)”に対応するカーナビの累計出荷モデル数が1,000モデルを突破したと公表した。

NaviConは、スマートフォンで探した目的地をカーナビにワンタッチで転送し、設定できるスマホ用無料アプリ。

多彩な他社製アプリと連携しており、別のアプリで探したスポットもNaviConを介してカーナビへ送信することが可能。

デンソーは、2008年よりNaviConの開発を開始し、2010年に自社製のカーナビに初めて搭載し、2012年より他社製のカーナビでも採用が始まった。

その後も順調に採用数を伸ばし、2020年8月末時点で1026モデルに採用され、約2,500万台のカーナビがNaviConに対応しているという。

また、海外においても”NaviBridge”という名称で世界58ヵ国にリリースされている。

なお、6月30日にリリースした最新バージョン6.0では、デザインやユーザーインタフェースをリニューアルするとともに、地点情報を他のユーザーと共有できる機能を追加。

お気に入りのスポットや旅行の行先などを仲間と簡単にシェアすることが可能で、紙面のQRコードからNaviConと連携できる雑誌なども続々と販売されているとのこと。

同社は、今後もユーザーのライフスタイルに寄り添ったNaviConのアップデートを積み重ね、快適なモビリティ社会に貢献する方針を示している。