ナイキジャパングループ(以下、ナイキ)は、三井不動産レジデンシャルと共同で、すべてのアスリートが気軽にスポーツを日常化でき、コミュニティと共にスポーツの新たな体験を生みだすスポーツパークの新しいコンセプト「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART(トーキョー スポーツ プレイグラウンド サポ―テッド バイ スポーツ バイ アート)」を10月10日にオープンすると発表した。
ナイキは、パークのデザインを担当し、東京のスポーツを楽しく刺激的な体験を創出できるようデザイン面もよりインクルーシブで鮮やかなスポーツパークに仕上げたという。
東京は、世界の大都市と比べてみてもスポーツをする場所が少ないという課題があるという。また、そのような環境の中、日本の今の若い世代はスポーツをすることが少なく、アクティブではない世代と言われている。
ナイキは、子どもから大人まで遊び心をもってスポーツに参加できる場を提供することで、“スポーツの日常化”という課題に取り組んでいくとし、NIKEアプリを中心にデジタル・エコシステム(nike.com, Nike Training Clubアプリ, Nike Running Clubアプリ, SNKRSアプリ)を活用しながら、パークと近隣地域をはじめ、様々なコミュニティや利用者がプログラミングやイベントを通じて、一緒にスポーツ体験を作り上げることで参加のモチベーションを高めていくとのことだ。
同施設は、オレゴン州ポートランドにあるインクルーシブ・プレイグランドのデザインをサポートする非営利団体「ハーパーズ・プレイグラウンド」とナイキが共同でデザイン。
インクルーシブデザインを取り入れ、子どもから大人、スポーツの経験やスキル、障がいの有無に関係なく、すべてのアスリートを最大限サポートしストレスなくスポーツを楽しむことができる環境となっているとのこと。
6つのエリアからなり、クラブハウスにはシャワーやロッカールームを完備。スポーツを快適に楽しめるようになっているという。
全長約280メートルのランニングトラック、3×3のバスケットボールコート、初心者でも楽しむことができるスケートボードプラザを中心に、広場では回転遊具などもあり、ヨガやダンスなど様々なスポーツを楽しむことができる。
さらに、段差がなく、勾配角度5%未満にしたバリアフリーデザインも取り入れたことで車いすの人でもパーク内を移動でき、スケートボードプラザの回転遊具では、エリア内の様子を360度見渡すことができる設計となっているとしている。
なお、ランニングトラック・バスケットボールコート・広場などのフロア素材には、ナイキ製品の製造工程で発生する廃材や使用済み製品を再利用したNike Grind(ナイキ グラインド)を使用。
二酸化炭素排出ゼロを目指し、地球環境、そしてスポーツの未来を守ることをコンセプトにサステナブルデザインも取り入れたスポーツパークであるとのことだ。
オープンは10月10日。営業時間は、平日15:00~21:00(最終受付20:00)、土日祝日10:00~21:00(最終受付20:00)となっている。なお、利用方法は、NIKEアプリからの事前登録制。
同施設を通じて、ナイキと三井不動産レジデンシャルはスポーツする場所を提供し、人々が安全に集まり、活動し、楽しみ、スポーツができる場として、スポーツ文化の浸透とスポーツを通じた地域コミュニティ醸成を目指していくとのことだ。