CAMPFIREのグループ会社であるCAMPFIRE SOCIAL CAPITAL(以下、CSC社)運営の融資型クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE Owners」は、「カンボジア農家支援ファンド5号」の募集の取扱いを開始した。
カンボジアは2000年以降、2009年~2010年リーマンショックの影響を除き、毎年6.5%以上の高いGDP成長率を維持している。
GDPにおける農業の比率は約30%と国内の主要産業であるだけでなく、カンボジア王国農林水産省(MAFF)の2016-2017年年次報告によれば、1年間のコメの生産量は995万トンと、同年日本の約800万トン(同年、日本国農林水産省)を大きく上回る量を生産しているという。
しかし、カンボジアでは銀行等から融資を受けられず、トラクターやコンバインを購入できない農家がいるとのことだ。
JC FINANCE PLC.はここに着目し、農家が新たに購入する農機を動産担保とするオリジナルのローンを開発。
農家に寄り添った金融サービスを提供することで、2年間で累計1,000件以上の農機購入を支援しているという。
これまでJC FINANCE PLC.は、「CAMPFIRE Owners」を通じて第1号から4号ファンドまでの資金調達を行っており、その実績は支援総額6,085万円、累計投資家数305名となったとのことだ。
今回の第5号ファンドでは、引き続きカンボジアの農家に対して、主に大型農機の購入ローンを提供するための資金調達を実施する。
なお最低投資金額は、1万円以上 1万円単位で申込可能。募集期間は9月28日 ~ 10月26日としている。