LINEが運営しているLINEリサーチが、日本全国の15歳~59歳の男女を対象に、2020年7月からのレジ袋有料化後のエコバッグ利用率について調査を実施。
結果は以下。
エコバッグを利用している人は全体で8割弱、女性の方が利用率が高い
普段の買い物で購入した品物を入れるバッグに関しては、「持参したエコバッグ」を使うと回答した人は全体で8割弱。エコバッグの使用率は非常に高いことがわかった。
「持参したエコバッグ」を使うと回答した人は全体で8割弱。エコバッグの使用率は非常に高いことがわかりました。次に多かったのが「エコバッグではない普段のバッグ」で約3割。年代が低いほど普段のバッグを使用している割合が多いことがわかったという。
また、「袋に入れず手持ち」という人も約3割。ほかにも少数ではあるが、マイバスケットや段ボール、風呂敷などを使用しているという人もいたという。
男女別に見ると、女性の方がエコバッグの使用者が多く、30代以上では9割以上の人がエコバッグを使っているとのことだ。
一方男性は、「袋に入れず手持ち」する人が多い様子で、女性も10代・20代は多い傾向があり、「有料レジ袋をその都度買う」人の割合も男性の方が多くなっているという。
男女共通して、年代が高くなるほどエコバッグの使用者が増加する傾向が見られたとしている。少数派だが、女性の若い年代では「無料でもらえる袋(弁当袋や買い物の包装袋)など」を活用している割合が高い傾向があるとのことだ。
ごみを捨てるときのごみ袋は有料・無料どちらも使われており、無料時代にためた袋を使っている人も
家庭ごみを捨てるときに使っている袋については、全体では、有料の袋・無料の袋も両方使われている結果となった。
しかし、男女別では違いが出ており、男性の方が有料のごみ袋やレジ袋を使っている結果に。これに対して、女性は有料のごみ袋も使っているが、「無料時代にもらったレジ袋」も6割弱の人が使っているとのことだ。女性は全年代で利用している割合が高い結果になったという。
次に有料、無料の袋を種類別に見てみると、 有料の袋では、「レジで買った有料のレジ袋」が全体で約2割に対し、「有料のごみ袋」を使用している人の割合が全体で約6割と圧倒的な差がある結果となった。
無料の袋では、「買い物でもらった紙袋、ビニール袋」を活用している人は男性約2割、女性約3割という結果に。
今回の調査結果から、レジ袋が有料化になった今、男女とも普段の買い物にはエコバッグを使う人が多数派で、少ない荷物のときは手持ちして、なるべくレジ袋をもらわないようにしているという。
また、家庭用のゴミを捨てるときは、有料の袋も活用しつつ、もらったり買ったりしたレジ袋もごみ捨てに使うなど、エコについて意識をしている人が多いことがわかったとしている。
LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施していくとしている。
【調査概要】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2020年8月26日~28日
有効回収数:5,252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
<参照元> LINEリサーチ『「レジ袋有料化後、エコバッグは使ってる?」』