小田急グループの株式会社小田急 SC ディベロップメントは、小田急線 座間・桜ヶ丘・善行駅構内(改札外区画)に9月23日、喜多見駅に隣接する商業施設に10月28日、ザイマックスが展開するサテライトオフィスサービス「ZXY(ジザイ)」をオープンすると発表した。

ZXYとは、15分単位で利用可能な固定料金なしの完全従量課金制の法人向け会員制サテライトオフィスサービス。首都圏を中心に、都心から郊外まで幅広く展開されており、セキュリティに配慮した施設・設備が特徴であるという。

今回オープンする4拠点はいずれも、駅構内や隣接する施設内に開業し、利用しやすく人気の高い1名用個室を中心としているとのことだ。自宅近くで1日を通しての利用はもちろん、通勤途上でラッシュピークを避ける短時間での利用など、幅広いシーンで活用できるとしている。

また、ZXY会員であれば、新たに開業する4拠点を含めて小田急沿線の計14拠点をオンライン上で簡単に予約・利用でき、ビジネスの強い味方になるという。

なお、14拠点のうち、小田急グループ関連施設内にあるのは7拠点。ZXY会員は、小田急沿線に限らずすべての拠点を利用することができるとのことだ。

小田急グループでは、これまでもZXYの誘致に加え、経堂・町田駅構内での個室ブース「テレキューブ」の設置や、黒川駅前におけるシェアオフィスを核とした複合施設「ネスティングパーク黒川」の展開など、働き方改革のニーズを踏まえた利便性向上策を推進している。

今後も引き続き、沿線の駅ナカ・駅チカの「ZXY」をはじめとする働きやすいスペースを増やすことで、住みやすい・働きやすい環境整備を進め、選ばれる沿線を目指していくとのことだ。