DeNA、日本看護協会らと連携 チャットボットサービスの運用開始

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DeNAは、介護保険サービス等に従事する看護職・介護職の皆様に向け、新型コロナウイルス感染症対策等の相談・質問に対応するチャットボットサービスの導入支援を実施したと発表した。

同サービスは公益社団法人日本看護協会および一般社団法人日本介護支援専門員協会が厚生労働省の補助金を受けて実施する「介護事業所の感染防止対策のための相談・支援事業」の一環で実施するもの。

それぞれの協会公式ホームページ内にて、9月23日より試験的に提供を開始したとのことだ。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、在宅や介護施設で高齢者の生活と療養を支える看護職・介護職やサービスを調整する介護支援専門員は、日々現場で様々な対応・対策に追われている。

日本看護協会をはじめとする職能団体や関連学会ではメールや電話による相談対応を行ってきたが、平日・日中限定であったり回答に時間を要したりするため、日々多忙な介護事業所の職員にはアクセスしづらい面もあり、現場で感じた疑問等を随時相談できる窓口の設置が課題となっていたという。

介護事業所で働く看護職・介護職への相談支援体制の充実を目指し、日本看護協会および日本介護支援専門員協会は、令和2年度厚生労働省介護保険事業費補助金により「介護事業所の感染防止対策のための相談・支援事業」を実施。

同事業の一環として、都合の良い時間に気軽にアクセスして感染対策の知識が得られるチャットボットを両協会のホームページに設置するにあたり、DeNAは両協会と業務提携のもと、チャットプラスのチャットボットサービス「チャットプラス」の導入を無償で実施したとのことだ。

9月23日より試験的に提供を開始しており、両協会の公式ホームページ上で誰でもチャットボットサービスを利用することが可能となっている。

看護職・介護職や介護支援専門員が日々の現場対応の中で直面する様々な疑問・質問に対し、迅速な解決へ繋がるよう両協会と連携し、引き続きアップデートを行い、サポートを行っていくとのことだ。

同社は、今回のチャットボットの導入により、現場の職員が都合の良いタイミングで気軽に利用し、疑問の解消や必要な知識を得られるツールとして活用され、現場でのよりスムーズで効果的な対応・対策に繋がることを目指すとしている。

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