VividWorksは、リアルイベントの運営管理に必要な機能をトータルで提供するWebサービス「Event Bundle(イベントバンドル)」をリリースした。
同サービスでは、イベント管理に必要十分・簡単操作の諸機能を低価格で利用することができるという。
主な機能は以下になる。
- 申込者管理・来場者データ集計・自動送信メールなど14の無料機能
- 登録情報からイベントサイトを自動生成(無料機能)
- 非対面型ビジネスモデルへの転換を実現する、QRコードスキャンでの無人受付(専用アプリ無料)
- サービス基盤にAWS(アマゾン ウェブ サービス)を採用
- ペイジェントのセキュアなサービスを利用可能(要審査)
- 有料機能と、オプションの運用サポート・機材レンタルに最大450万円のIT導入補助金
セミナーや展示会など、ビジネスに欠かせないリアルイベントの開催制限が9月19日から大きく緩和された。
対人接触のないオンラインイベントの開催も既に一般化しているが、プレゼンテーションの訴求力をはじめ、参加者の滞在時間、回遊性といった面で、実会場ならではの優位性がある。
ただ一方、実会場では「3密」回避の対策が求められるほか、コロナ禍の完全収束にめどが立つまでは一定の自粛ムードが残ると見込まれることから、集客・収益の両面でリアルイベントを成功させるハードルは、コロナ前以上に高まっているという。
一般に、リアルイベントの予算は開催規模に比例して増加するが、例外的にシステム関連の費用は規模による変動幅が少ない特徴があるという。
そのため、特に参加者数百人規模の催しではシステム利用料が総費用の2割近くを占める(同社支援実績による)など、大きな負担となるケースが珍しくなかった。
今回同社は、「必要十分なイベント管理システムが最小限の費用で手に入り、主催者の負担が軽減されれば、リアルな出会いを起点としたビジネスの活性化に貢献できるのではないか」というコンセプトのもと、同サービスの提供に至ったとのことだ。