ブリヂストンが、多様な人々とのコミュニケーションを学んでもらうための新たな出張授業「ブリヂストングローバルコミュニケーション教室~世界につながる伝える力~」に参加する首都圏の学校を募集すると発表した。
同プログラムは、グローバル化に伴い、さまざまなバックグラウンドを持つ人と関わる機会が増えている中で、「伝える力」を磨くことの大切さをロールプレイングで学ぶことができる授業。
外国にルーツを持つ子どもとのコミュニケーションを疑似体験することや、海外勤務経験のある同社従業員の言葉などを通して、相手に正確に伝える方法やコミュニケーションのコツを学ぶという。
募集要項は以下。
- 対象:中学1年生(小学6年生、中学2、3年生も可)
- 授業時間:100分(50分×2コマ)
- 実施地域:首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)
- 実施期間:2020年10月26日から12月15日まで
- 応募締め切り:2020年10月14日
- 実施校数:2校
- 実施方法:以下の2種類から選択
- 教室と講師間をビデオ会議システムで接続
- 生徒含め全員がビデオ会議システムで接続
- 応募方法:詳細はNPO法人企業教育研究会のページに記載
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間授業はオンラインで行うとのことだ。
同社グループは150以上の国と地域で事業を展開。約14万人の従業員の内、約8割が日本以外をルーツとしている。
グローバル会議において英語公用化を進めるなど、多様な人材が活躍できる環境と体制を整備していることから、「グローバルコミュニケーション」について有意義な学びの場を提供できると考えたとのことだ。
また、社会からの期待に応え、中長期事業戦略を実現していくために、グローバルCSR体系「Our Way to Serve」を経営の指針とし、全ての取り組みの中核に位置付け。
「モビリティ」「環境」とともに重点領域と位置付ける「一人ひとりの生活」の活動を通じて、「私たちの強みを活かしながら、地域社会を支え、人々の生活、学び、働き方を良くしていく」というミッションのもと、より安全・安心な社会の実現に貢献するとともに、インクルーシブで開かれた教育を支援し、より健やかな地域づくりを推進していくとしている。