フューチャーリンクネットワーク(以下、FLN)は、大阪府枚方市、コガソフトウェアと共同で、枚方市民の健康意識向上をねらい「ウォーキングアプリで地域ポイントが貯まる」取り組みを開始した。
関西医科大学健康科学センターが監修するアプリ「MFS PLUS」をインストールしたスマホを持ち歩くと、毎日の歩数が測定され、「1日8,000歩を毎月20日以上」の目標を達成すると抽選で100人に「ひらかたポイント500円pt」が当たるという。
枚方市は、すべての市民が健康で安心していきいきと暮らすことのできる「健康医療都市ひらかた」を目指し、2005年より市民一人ひとりが具体的に健康づくりに取り組むための健康増進計画を掲げている。
また、2019年1月からは、FLNが運営事務局となり枚方市限定の地域ポイント「ひらかたポイント」サービスが始まった。
ひらかたポイントは、健康・長寿・子育てなどさまざまな市の事業に参加した市民にポイントを付与し、貯めたポイントを市内の店舗で利用することができるサービス。
今回、ひらかたポイントサービスの新たな施策として、ウォーキングアプリ開発会社のコガソフトウェアとの連携を含めて今回の取り組みが実現したとのことだ。
今後、ひとりでも多くの市民に健康増進活動に参加してもらうため、12月までの期間限定キャンペーンを実施。
通常の達成目標期間の20日間が、10月は5日間・11月は10日間・12月は15日間と短縮される。また、2021年3月までは、60歳以上の人に限り当選枠をさらに100人拡大するとしている。
普段運動をしない人も取り組みやすく、意欲が上がるようなしくみにすることで、健康意識の向上に寄与していく方針を示している。