テクノロジーで家庭を支え、子供の豊かな成長の促進を目指すパパスマイルは、大日本印刷(以下、DNP)とパートナーシップを締結し、共に、「BabyTech(ベビーテック)」領域における共創型の取組みを推進していくことを発表した。

BabyTechは、主に妊娠期から未就学児までの子育てを支援するIoT・ICTサービス・製品の総称で、2016年に米国の電子機器の見本市「CES」で提唱され、さまざまな製品・サービスが展開されている。

今回のパートナーシップで、両社は「安全・安心」「効率化」「楽しさ」をBabyTechにおける提供価値として目指していくとしている。

パパスマイルは、日本唯一のBabyTechの専門メディア「BabyTech.jp」を運営し、BabyTechの啓蒙に向けて、優れたBabyTech商品を認定するコンテスト「BabyTech Award Japan2020」を開催している。

それと同時にBabyTech領域のコンサルティング・マーケティング、国内外BabyTech事業者のネットワーキングを行っており、今回のDNPとのパートナーシップでより多くの企業と共創型の取組みを推進していく方針を示している。

一方DNPは、家庭や保育教育施設だけでなく、買い物やお出かけ、移動中など、日常生活のあらゆる場面で、育児主体者や保育事業者のCX(カスタマーエクスペリエンス)の向上を目指すという。

また、さまざまな企業と共創し、テクノロジーを活用して、従来の子育てにとらわれない多様なアプローチにより、課題を解決していくとのことだ。

なお、DNPが運営しているオープンイノベーションサイト「DNP INNOVATION PORT」において活動の進捗を発信し、パートナーを募集しながら、幅広いクライアントネットワークやスタートアップ企業との共創をBabyTech領域で推進していくとしている。