手に収まるクラウド・コンピュータと配送ロボを発表 アリババクラウド

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アリババクラウドは、アリババクラウドの年次イベントである「Apsara Conference 2020」にて、クラウドネイティブな最新技術や製品を発表した。

今回のApsara Conference 2020では、アリババクラウド初となる軽量型パソコン「無影クラウド・コンピュータ (Wuying Cloud Computer)」(以下、クラウド・コンピュータ)が発表された。

約60グラムの重さで手のひらに収まるサイズのクラウド・コンピュータは、安定したバックエンド・クラウドリソースを活用することで高いコンピューティング性能を発揮。

クラウド・コンピュータと通常のパソコン画面を接続するだけで、ユーザーはいつでもどこでも、ほぼ無制限のコンピューティングリソースにアクセスすることができるという。

料金プランは、サブスクリプションまたは従量課金のいずれかが選択可能とのことだ。

同クラウド・コンピューターは、法人向けに提供を開始し、将来的には個人向けにも提供される予定としている。

同社はまた、ラストマイル配送用の自律型配送ロボット「 小蛮驢 (シャオマンリュ)」を発表。

アリババグループのグローバル研究機関であるアリババDAMOアカデミーが開発したこの配送ロボットは、一度に50個の荷物を運ぶことができ、1回の充電で最大おおよそ100キロ走行することが可能。

この配送ロボットは、指定されたコミュニティやキャンパスに1日に500個もの荷物を届けることができると見込まれており、中国における迅速なラストワンマイル配送への需要の高まりを満たすことができると期待されているとのことだ。

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