NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、スマートフォンやパソコンからカメラのライブおよび録画映像を視聴できるクラウド録画カメラサービス「coomonita(コーモニタ)」の提供を開始すると発表した。
同サービスにより、録画データを使った製造工程のオペレーションや管理業務の効率化、新型コロナウイルス感染予防対策として複数店舗の巡回業務のオンラインかつリアルタイムな実現など、映像を活用した企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援することが可能。
主な特徴は以下になる。
24時間365日の高精細な映像をクラウドに保存可能
カメラで撮影した映像は、過去映像もリアルタイム映像も、テレビ放送並みの高画質での視聴が可能。そのため、従来は現地に人を派遣する必要があった店舗の巡回業務などについてもリモート化を実現することができるという。
導入が容易な料金設定
従来の防犯カメラシステムに必要であったカメラと紐づくレコーダーやモニターが不要であるため、費用を抑えた導入が可能。また、月々の費用も、保存期間に応じて選択可能であるため、予算に応じて柔軟に導入することができるという。
充実した標準機能
1画面で複数のカメラ映像を一覧表示するマルチビューア機能や、選択した映像の長期保存を可能にするムービークリップ機能。
そのほかに、物体の動きや音を察知し通知をする動体・音声検知アラート機能、個別権限設定を行った上でカメラ映像を複数人で同時に視聴する映像シェア機能など、便利な機能が標準サービスとして利用できるという。
他サービスとのAPI連携
映像はさまざまなAPIが準備されたクラウドに保存されるため、ユーザーの既存の業務システムなどとの連携ができる。
同社は、企業のDXに必要なすべての機能をワンストップで提供する次世代プラットフォーム「Smart Data Platform(以下、SDPF)」や、将来的に「SDPF」との連携により提供されるアプリケーション群の1つである「COTOHA Takumi Eyes®」を活用したAI画像解析の提供などを検討していくとのことだ。