合同会社DMM.comが展開する「DMM英会話」が、経済産業省が実施する「令和元年度補正 先端的教育ソフトウェア導入実証事業」(※)に採択されたことを発表した。この採択を受け、2021年3月末までの期間で、全国36都道府県・165校・8万2001名へサービスを導入していく予定となっている。
学校での英語教育において「話す」スキルが重要視されるようになったことや、オンライン学習サービス需要の高まりから、学校単位での「DMM英会話」導入が近年急速に増加しているという。
また、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う全国の小中学校・高等学校の臨時休校をきっかけに、同サービスは今年3月〜5月までの約3ヶ月間に渡り、全国の学校法人を対象としたサービスの無償提供を実施。最終的には、全国132校・4万3301名の生徒が利用したという。
同社は、今回の採択を受けて新たに「DMM英会話」を利用することになった全国165校・8万2001名の生徒たちに、世界各国の講師とのレッスンを通して英語や異文化を楽しく学べる機会を提供し、日々の学習をサポートしていきたいとしている。
(※)EdTechソフトウェアやITを活用した教育サービスの学校等への導入実証を行うEdTech事業者に対して必要な経費の一部を補助することにより、学校、自治体教育委員会、学校法人等と教育産業の協力による教育イノベーションの全国的な普及を後押しすることを目的としたもの。