NTTドコモ・ベンチャーズ(以下、NDV)は、同社が運用するファンドを通じて、AIを活用したワークフォース・マネジメントプラットフォームを提供するLegion Technologies, Inc.(以下、Legion社)に出資を行ったと発表した。
Legion社のプラットフォームは、過去の顧客対応数や販売数などの実績、混雑状況や天気等の様々なデータをAIが分析し、将来の対応数や必要な人員数の予測が可能だという。
また、この予測データを元に、労働関係法規、人件費等の予算、勤務形態、役職やスキル、勤務希望等の様々な要素を考慮しながら、最適化された勤務スケジュールを瞬時に作成することができる。
さらに、勤務スケジュールの調整だけではなく総合的な管理機能を有しており、勤務・休暇希望の申請、出退勤や労働時間の管理、給与計算、従業員への情報配信、マネージャーとのチャット機能などを提供しているとのことだ。
同社は、Legion社のビジネスは、NTTグループの取り組みとの親和性も高く、今回の出資に至ったとしている。
今後、NTTグループのサービスとの連携や、ドコモの事業運営におけるDX/RPAの推進における活用可能性などを検討し、新たな価値創造に向けた取り組みを進めていく方針を示している。