ブリヂストン、技術開発拠点の小平地区に「Bridgestone Innovation Gallery」オープン

ブリヂストンは、「Bridgestone Innovation Gallery (ブリヂストンイノベーションギャラリー)」の一般公開を11月末より開始すると発表した。

開館日、開館時間、入館・予約方法などの詳細については、新型コロナウイルス感染症の影響に鑑み、11月上旬を目途に改めて発表するという。

同社は、中長期事業戦略において、「2050年サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンを掲げている。

そのビジョン実現に向け、タイヤ・ゴム事業をコア事業としてさらに強化しながら、その強みを活かし成長事業であるソリューション事業を進化させていくという。

「Bridgestone Innovation Gallery」は、「Bridgestone Innovation Park」の最初の施設としてオープンを予定。

「Bridgestone Innovation Park」は、同社の技術開発拠点である小平地区を再構築して開設。社会・顧客・パートナーの共感を得ることから始め、共議・共研・共創へと関係を深めて、技術・ビジネスモデル・デザインのイノベーションを加速、新たな社会価値と顧客価値を生み出していくための複合エリアであるという。

これまで、同社の高い技術力がタイヤ・ゴム事業の商品を支えてきたように、今後「Bridgestone Innovation Park」で創造される技術イノベーションがビジョン実現に向けた同社のこれからの事業の進化を支えるとのことだ。

また「Bridgestone Innovation Gallery」は、「Bridgestone TODAY」をリニューアルするものであるという。同施設は、2001年にゴムとタイヤの企業博物館として開館し、2019年12月の閉館まで延べ25万人が来館した。

「Bridgestone Innovation Gallery」では、同社の歩みやDNA、事業活動、さらに未来に向けた活動を紹介し、同社と顧客、ステークホルダー、そして社会とをつなぐ、新たな「共感」の場と位置づけているとのことだ。

なお、この「Bridgestone Innovation Gallery」は、「Bridgestone Innovation Park」全体への入口の機能を兼ねているという。

ブリヂストンは、来館することで、同社の取り組みを感じてほしいと考えているとのことだ。

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