講談社は、インディーゲームクリエイターを支援するプロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」を立ち上げ、第1期メンバーを募集すると発表した。
選考を通じ選出されたメンバーに対し、開発支援金として年間で最大1,000万円を支給するほか、完成したゲームの配信、宣伝、国際展開などのサポートを行うとしている。
講談社は、設立以来110年間「おもしろくて、ためになる」を社是として、「ものがたり」を創るクリエイターを支え、生み出されたコンテンツの価値を高め、世界へ広め、次代へつなぐことに尽力してきた。
開発ソフトの普及にともない、近年では世界で人気を博すようなゲームを個人開発している人々が増えており、こうしたゲームクリエイターのサポートにも、講談社が培ってきた力が役に立つのではないかと考えたとのことだ。
そこで同社は、9月15日より、「講談社ゲームクリエイターズラボ」の第1期メンバーセレクションを開始するという。
企画梗概は以下。
応募資格:2年以内にオリジナルゲームを開発する企画と技術を持った人物またはサークル
応募方法:特設募集ページ内の応募フォームに従い企画書などを送付(開発中のデータものでも可)
募集期間:2020年9月15日から2020年11月3日まで
募集する企画:
・世界で楽しまれることを見据えたデジタルゲーム、アナログゲーム
・講談社のコンテンツを使用したゲーム企画も可(条件あり)
選考方法:書類選考、面接
募集人数:最大で5画、5名(または5サークル)を予定
メンバー特典:
・半年ごとに500万円(最大2年間で2000万円)の開発支援金支給
・作業スペースの提供
・それぞれに担当者がつき、メンターとして取材、進捗管理、配信、宣伝などをサポート
・完成したゲームの国内外への二次展開促進など
権利:成果物の権利は開発者に帰属する
なお、同プロジェクトへのスペシャルサポーターとしてゲームキャスターの岸大河氏をむかえ、多くのインディーゲームコミュニティやゲームスクールとも協力を図っていくとしている。