テラドローン、工事の「ICT活用支援サービス」開始 ドローン測量など
テラドローンは、日本国内の建設現場におけるICT活用工事のより一層の普及を後押しするため、ドローンによる起工・出来形の3次元計測に加え、3次元設計データやICONフォルダ納品などICT活用工事の一連を支援するサービスの提供を開始した。
同サービスでは、ドローンによる起工・出来形測量（写真・レーザー）や三次元設計データ作成の代行のほか、ドローン機体や3次元ソフトウェア購入の提案、ICON納品検査のサポート等を通じて、建設会社が自信を持ってICT施工に取り組めるよう現場を支援する。
また同社は今後の展開として、ICT活用工事の現場だけでなく、設計・工事段階でのBIMCIM活用の部分でもサポートできるサービス展開を予定しているとのことだ。
テラドローンは、これまで全国各地で1,200件を超えるドローン測量実績を有しており、山地や被災地など様々な現場においてドローン計測を実施してきたという。
そうした中、ICT活用工事関係の顧客から「毎年更新される基準類への対応が大変」「現場単位でICT活用のノウハウが蓄積できず困っている」などの相談を多く受け、今回ICT活用工事を専門に支援する「ICT活用支援サービス」を開始するに至ったとしている。