品川区とトラストバンク、食の支援事業に向け資金調達 ふるさと納税を活用

東京都品川区とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営するトラストバンクは、同社が提供する、クラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下、GCF)で、子どもの食の支援事業を目的としたプロジェクトを開始すると発表した。

GCFは、2013年9月にトラストバンクが創設したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。

自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、 寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。

寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができ、8月時点で寄付総額79億円を突破し、840以上のプロジェクトが実施された。

品川区は昨年度初めて、ふるさと納税制度を活用したGCFを実施し、2019年9月10日から12月31日の約3カ月間で、目標金額の300万円を超え557万円以上の寄付が集まったという。

寄付金は昨年度に引き続き、「子ども食堂の継続支援」とひとり親家庭等に食品を配布する「しあわせ食卓事業」の2つの活動を行う、子どもの食の支援事業のために使用するとのことだ。

なお、募集期間は2020年9月10日~12月31日、目標寄付金額は500万円となっている。

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