日本サッカー協会(JFA)は持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて取り組みをさらに強化することとし、この度、「JFA SDGs推進チーム」を設置したと発表した。

これまでサッカーを通じて行ってきた社会貢献や国際親善活動を継続しつつ、推進チームメンバーに元日本代表で現在JFAのアスリート委員を務める播戸竜二氏を迎え、新たな施策を打ち出しながらSDGs活動をより一層、推進していくとしている。

なお、今回、この活動を推進すべく、環境保全の活動として「環境に優しいことを示すオリジナルマーク」を制定。

また、女性活躍社会の実現に向け、スポーツ団体等のリーダーを志す女性を対象とした「女性リーダーシップ・プログラム」を開設し、日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)と共同で開催するとのことだ。

WEリーグは「日本の女性活躍社会をけん引する」ことを設立の第一の意義に掲げている。

そのWEリーグとJFAが同プログラムを共催することでサッカーに関わる全ての女性が活躍できるようサポートするとともに、「世界一アクティブな女性コミュニティ」づくりを促進するとしている。

JFAはSDGs達成に向けた取り組みを大きなうねりとすべく、クラブとともに地域での社会活動を進める日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)、女性活躍を推進するWEリーグなどとも協働し、サッカー界全体で取り組んでいくとのことだ。

JFA SDGsプロジェクトの概要は以下。

【関連委員会】
JFA社会貢献委員会

【活動】
国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の17の目標の実現を目指す活動の推進社会貢献・社会課題解決を軸とする組織の事業の再設計やそれらの経営への落とし込みを通じて、以下を実現する。

  • サッカー・スポーツの価値向上
  • 組織の意義の再定義(組織・個人の意識変容)
  • サステナブルな組織経営に向けた上記価値の収益化