データ&AIカンパニーであるDatabricksは、日本市場における本格的なサービス提供のため、日本支社(データブリックス・ジャパン)の設立を発表した。

Databricksの日本市場への参入は、日本市場の急速な拡大に基づくものであり、ソフトバンク、日本経済新聞社などの顧客が、データとAIを活用してイノベーションを加速させることに寄与するものだとしている。

ソフトバンクは、Databricksを使用して共通データプラットフォームを構築し、実店舗、コールセンター、バックオフィスのチームをサポートするためのデータに基づく新たなインサイトを提供するという。

また、日本経済新聞社は、新しいアプリ「NIKKEI WAVE」において、AIを利用した記事の推奨アルゴリズム基盤にDatabricksを活用しているとのことだ。

Databricksは、今回の日本への投資により、今後1年間で日本におけるプレゼンスを2倍以上にする計画を明らかにしている。

同社社長として、竹内賢佑氏がカントリーマネージャーを務める。同氏は業界で15年にわたる経験を持ち、直近ではセールスフォース・ドットコムのコマースクラウド事業部の執行役員を務めていた。

Databricks社の最⾼収益責任者であるロン・ガブリスコー氏は、「今回の⽇本市場に対する戦略的投資は、あらゆる業界、及びセグメントにわたり、多くのデータチームにデータプロジェクトの効率向上をもたらす機会となるでしょう。」とコメントしている。