佐川急便は、文部科学省が推進されている「GIGAスクール構想」に関わる事業者をサポートするサービス「GIGAスマート・サポート」を開始すると発表した。
佐川急便では、SGホールディングスグループの総合力により、端末機器の手配を除いたすべての領域で業務を行うことができ、かつ全国規模での業務遂行を可能とすることから、以前より先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL®」がこれまでに培った輸送ノウハウを活かして端末提供事業各社をサポートしていた。
今回、これまで行ってきたサポート事業をパッケージ化。総合的教育ICT環境構築サポートサービス「GIGAスマート・サポート」として新たに開始し、端末提供事業各社のサポートをこれまで以上に行っていくという。
サポートラインナップは、以下となる。
- 海外からの輸入
- 通関
- ドレージ
- 各種機器の保管
- 端末へのキッティング
- 輸送
- 設置(端末、充電庫など各機器)
- 機器の動作確認
- 通信環境の構築
- 返品回収
- リペア
- 各種お問い合わせに対するコールセンター業務
なお、このGIGAスマート・サポートサービスのポイントは3つ。
- 学校一括納品・指定された教室など、要望に合わせた「運ぶ」を提供
- 機器のキッティングも数量に関わらず一括して対応可能
- 延長保証サービス(保険)やアフターケアサービスが充実
児童生徒1人1台の端末整備や電源キャビネットの整備、構内ネットワーク整備まで、機器の手配以外はGOALが一括でサポート。
また、各自治体が指定する納品先・納品日・納品時間に合わせて配送することはもちろん、出荷までの保管、出荷のための物流加工、キッティング作業、配送時の設置、コールセンター対応まで「運ぶ以外」もオーダーメイドで対応するとのことだ。