大日本印刷(DNP)の100%子会社で、美術関連のコンテンツビジネスを行うDNPアートコミュニケーションズが、「横山大観記念館」の所蔵作品の画像データ貸出サービスを開始することを発表した。
横山大観記念館は、横山大観の絵画作品・習作・スケッチをはじめ、大観が絵付けした陶磁器、着物の意匠、書籍の装丁などを多岐にわたって所蔵する美術館。大観にゆかりのある画家たちの作品や、大観が収集した古美術品などもコレクションされている。
国内外の多くの美術館・博物館の所蔵作品の高精細なデジタル画像データの貸出サービスを提供するDNPアートコミュニケーションズは、今回そのサービスの一環として「横山大観記念館」の所蔵作品の画像データ貸出サービスの提供を開始。
横山大観記念館の所蔵作品の中から、代表的な作品約50点の高精細画像データの貸出しを行う。また、今後は利用者の要望に応じて取扱い点数を増やしていく予定だという。
同社は、提携する美術館・博物館をさらに拡げ、美術と歴史の専門フォトライブラリーとしてコンテンツの充実を図るとともに、美術作品に関わる権利処理やコンサルティングの業務を拡充していくとのことだ。