DeNA SOMPO Mobilityが運営するカーシェアサービス「Anyca」は、アオイエが運営するシェアハウス「アオイエ」に「Anyca Official シェアカー」を設置したと発表した。
シェアハウスなどの集合住宅の遊休資産となっている駐車場を有効活用し、住人には「シェアハウス」×「カーシェア」という新しいライフスタイルの提案を本格的に開始するという。
今回、シェアハウス「アオイエ」に設置するクルマは、DeNA SOMPO Mobilityが所有するレンタカー形態のカーシェアである「Anyca Official シェアカー」。
Anycaにおける通常の個人間カーシェアと異なり、カーシェア受け渡し用の機器が取り付けられているため、無人受け渡し可能なレンタカーとして、1時間からの短時間利用が可能となる。
これまでシェアハウスでは、入居者の誰かがクルマを保有しないと近場でのクルマ利用が難しいという現状があった。さらにその入居者が転居してしまうとクルマを継続的に利用することが難しいという課題もあるという。
そのため、シェアハウスの駐車場は遊休資産として眠っていることが多かったが、今回の取り組みでは、クルマの所有者はDeNA SOMPO Mobilityであり、シェアハウスのオーナーと駐車場の契約をすることでクルマの設置が可能に。
なお、Anyca Official シェアカーは入居者だけではなく、地域住民も利用可能であるとのことだ。
また、Anycaでは、今回の取り組みをきっかけに、東京23区を中心に連携可能なシェアハウスなど集合住宅での「Anyca Official シェアカー」の導入募集を行っていくとしている。