LIFULLは、R&D部門LIFULL Labが研究開発を進めてきた、VRによる新しい住まい探し体験を提供するAndroidアプリ「空飛ぶホームズくん」のプロトタイプを、9月9日から9月11日までの3日間で開催される「不動産テックEXPO関西展」にて初公開すると発表した。

空飛ぶホームズくんは、平面の間取り図から3Dの部屋を生成する技術を用い(※特許取得済み)、バーチャル内見できるVRサービス。

自由自在に飛び回れる街とバーチャル内見できる物件で、街歩きから住まい探しまで一貫したVR体験を提供するという。

研究開発を推進したLIFULL Labは、社内各部署や外部パートナーとのオープンイノベーションで未来を思索し、実装を試みるLIFULLのR&D部門。

空飛ぶホームズくんでは、LIFULL HOME’Sに掲載されている賃貸物件の間取り図から3Dデータを自動生成する、LIFULL AI戦略室が開発したシステムとの連携に加え、外部パートナーと共同開発した街歩きと内見をシームレスに行き来する体験の設計と操作性を実装している。

これにより、現実世界とVR空間内が対になる「ミラーワールド」をLIFULL HOME’Sの世界観として解釈し実現したとのことだ。

今後はこの環境を拡充していくことにより、これまで時間や距離、身体の障害などの制約によって内見が難しく、満足のいく住まい探しができなかった人々をはじめ、あらゆる人々に、いつでもどこでもオンラインで住まい探しができる新たな選択肢を提供することが可能になるとしている。