ケーブルテレビ事業を展開するジュピターテレコム(以下、J:COM)は、ジェイコム少額短期保険を設立し、少額短期保険業に参入すると発表した。

少額短期保険業は、保険金額が「少額」、保険期間が「短期」の保険商品を企画・販売する事業。

ジェイコム少額短期保険は、J:COMグループが展開する事業、提供するサービスを通じて得られたユーザーとの接点を活かし、リスクや困りごとをカバーする独自の保険商品を企画・販売する。

時流やニーズを捉えた保険商品で、J:COM既存サービスの加入者だけではなく、若年層からシニアまで、幅広い年代の生活になくてはならない存在を目指すとしている。

市場は年々拡大しており、業界全体の保有契約件数は883万件、収入保険料は1,074億円となっている。

J:COMは、全国5大都市圏で約554万世帯にサービスを提供する国内最大のケーブルテレビ事業者として、放送・通信サービスを核としつつ、モバイル、電力、ガスなど人々の暮らしを便利で快適、かつ豊かにするサービスを提供してきた。

内容が難しく、複雑なイメージ持たれやすい「保険」をもっとシンプルにわかりやすい保険商品を提供することで、日々の生活に潜む恐れや不安を取り除き、企業理念にも掲げる「もっと、暮らしを支えよう。」を体現すべく、このたび少額短期保険業に参入する運びになったとのことだ。

なお、2020年秋から保険募集を開始するとしている。