アバターで搭乗案内 JALがパナと共同実験開始

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日本航空(以下、JAL)とパナソニック システムソリューションズ ジャパン(以下、パナソニック)は、非接触・非対面でも高品質な接客を実現するため、パナソニックが提供するアバター式リモート案内サービスを用いた共同実証実験を開始することを発表した。

アバター式リモート案内サービスは、有人での「リモート対話」と、チャットボットによる「AI対話」の2つのコミュニケーション方法で、空港・駅や店舗などにおける利用客への案内業務を実現し、サービスのクオリティを維持・向上しながら現場業務を省力化・効率化するサービス。

今回の実験では、利用客から離れた場所にいる係員がディスプレイ上のアバターを通し、出発ロビーや搭乗口にて利用客への案内を実施する。

アバターは操作している係員の表情を認識・反映するため、リモートによる非接触・非対面ながらも表情豊かで、対面に近い案内が可能になるという。

また、定型登録された係員の案内時の動作や、搭乗順パネルの提示などを組み合わせることで、よりわかりやすい案内を実現するとのことだ。

実験は9月14日~9月25日に実施され、羽田空港第1旅客ターミナルビル内JAL国内線搭乗口の一部、航空券予約・購入・変更カウンターで行われる。

JALではテクノロジー活用によるJAL SMART AIRPORTを展開しており、同取り組みにおいて空港での安全・安心な環境づくりを強化し、利用者が安心して利用できるサービスの実現だけでなく、社員の働き方の選択肢を増やすことによる持続可能な職場環境の実現を目指すとしている。

一方、パナソニックは空港・航空業界のような社会インフラを支える現場にも、パナソニックはあらゆるサービスで課題解決に取り組んでいくとしている。

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