中外製薬、TGCにて乳がんの疾患啓発活動を実施 SDGs達成に向けた社員アイデア

中外製薬は、オンライン配信で実施の「第31回マイナビ 東京ガールズコレクション2020 AUTUMN/WINTER ONLINE」にて、オンラインのバーチャル展示ブースを展開し、乳がんの疾患啓発活動を実施したと発表した。

同活動は、同社の目指す「当社と社会の共有価値創造」を踏まえたSDGs(持続可能な開発目標)達成に向け、社員の自発的なアイデアを基にボトムアップ型企画として実現したとのことだ。

東京ガールズコレクションは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されているファッションフェスティバル。

日本を代表するモデルによるファッションショーや豪華アーティストによる音楽ライブが行われ、ガールズカルチャーの担い手である若い女性から多くの支持を得ているイベントとなっている。

今回の東京ガールズコレクション2020 AUTUMN/WINTER ONLINEは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でオンライン配信イベントとして開催され、最新のテクノロジーを駆使したファッションショーやオンライン配信ならではの新しい試みが行われたという。

中外製薬は、「若い女性の乳がんセルフチェック・がん検診に対する意識を変え、行動を変える」という考えのもと、東京ガールズコレクション2020 AUTUMN/WINTER ONLINEにバーチャル展示ブース「未来の私を考える! ピンクリボンハウス」を9月5日より展開。

この東京ガールズコレクション2020 AUTUMN/WINTER ONLINEと製薬業界との初めてのコラボレーションを通じ、親しみやすい参加者体験型・共感型のコンテンツを届け、若い女性に乳がんについて正しく理解してもらうとともに、日本の乳がん検診率の向上につなげていきたいと考えているとのことだ。

バーチャル展示ブースの特徴は以下。

なお、同社は中期経営計画IBI 21の基本方針である「当社と社会の共有価値創造」を踏まえたSDGs達成に向けて、2019年より部門横断型のタスクフォースを結成し、社内における理解浸透を推進。

この活動の一環として、2019年8月から「第1回中外SDGsコンテスト」を開催、社会課題に対する解決策や社会に新たな価値を生み出すアイデアをコンテスト形式で広く募集したところ、国内外合わせて241件の応募があったという。

今回の啓発活動は、同コンテストの最終選考を通過した「中外製薬×ガールズカルチャー 今から考えよう、未来の私!!」と題した企画案が基になっており、新型コロナウイルス感染症拡大の影響下、発案者と関連部署が協働してアイデアの具現化に向け検討を重ね、実現に至ったとのことだ。

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