JR東日本が、2020年2月から実施している「タッチしやすい自動改札機」の実証実験において、新型コロナウイルスの影響により延期していたQR実証試験を新宿駅および高輪ゲートウェイ駅で実施すると発表した。
シームレスな移動の実現に向けた取組みの1つとして、利用者がストレスなく利用できる改札機を目指し、同実証実験は行われている。
なお、今回より開始するQR実証試験では、試験用のQR券(紙媒体、スマートフォン)での使いやすさやQRコード読み取り部のかざしやすさをはじめ、利用者の改札通過への影響を幅広く評価するという。
初めてQR券を使用する観点や、繰り返しQR券を使用した場合の使いやすさの変化などの観点での評価を実施するとしている。
導入は前述の通り、新宿駅 新南改札と高輪ゲートウェイ駅 改札の2か所。
QR実証試験期間は、新宿駅が9月9日から9月30日、高輪ゲートウェイ駅は9月15日から9月29日(24日から27日を除く)。
なお、タッチしやすい自動改札機は、QR実証試験期間中も通常のIC専用改札機として利用できるとのことだ。