日立ソリューションズは、日本マイクロソフトの「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2020 Manufacturing アワード」を受賞したと発表した。

「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー」は、年に1回、日本マイクロソフトが設定した各カテゴリーで優れた実績を収めた国内のパートナー企業を表彰している。今年は21のカテゴリーにおいて募集が行われ、それぞれの分野で最も優れた企業が選出された。

今回受賞したManufacturing アワードは、マイクロソフトのテクノロジーをベースにした革新的で独自性のある製造分野向けのサービスやソリューションの提供で、優れた実績をあげ、業界でリーダーシップを示したパートナーに授与されるもの。

日立ソリューションズは、製造業の顧客に営業支援システム 「Microsoft Dynamics 365 Sales」を導入し、BIツール「Microsoft Power BI」や外部アクセスが可能なポータルサイト「Power Apps ポータル」、「Microsoft 365」など、マイクロソフトのクラウドサービスをシームレスに連携することで、顧客のデジタルトランスフォーメーションを実現。

これにより、企業の成長とともに、複雑化した業務システムでこれまで3時間以上かかっていた定型業務を数分に短縮し、年間約6,000件の外部からの問合わせ対応業務を自動化するなど業務効率化を図った。

また、既存の基幹業務システムと連携することで、販売実績データなどの分析が容易になり、販売計画のタイムリーな見直しと、開発部門へのフィードバックによる迅速な経営判断に貢献したという。

また、日立ソリューションズは、自社の高品質かつ安定したサービスやソリューションの提供に加え、製造業の業務知識とシステム構築力を生かし、マイクロソフトの最新テクノロジーをソリューションプラットフォームとして利用しており、マイクロソフト クラウドサービスの新規顧客の獲得や売上の堅調な伸びに貢献したことも評価され、今回の受賞に至ったとのことだ。

日立ソリューションズグループは、今後も製造業を中心とした幅広い業種のお客様の業務システムをトータルに支援するサービスやソリューションを、グローバルに展開していくとしている。