日本ペイントホールディングスは、最先端のペイントテクノロジーを採用した抗ウイルス・抗菌製品向けの新ブランド「PROTECTON(プロテクトン商標登録申請中)」を開発したと発表した。
その第一弾製品として、DIY・家庭用として日本で初めて光触媒による抗ウイルス・抗菌機能を持つ水性塗料「PROTECTON インテリアペイントプレミアム」を9月4日から、通販サイトのニッペホームオンライン限定で発売するという。
PROTECTON インテリアペイントプレミアムは、室内の照明に反応し、塗膜表面に付着したウイルスや菌を99.9%以上抑制し、超低臭気・防カビ機能で室内の空気をキレイにする塗料。
室内の空気は人の動きやエアコンなどにより常に流れており、その空気の流れにより、壁に付着したウイルスや菌はPROTECTON インテリアペイントプレミアム層表面の光触媒の作用により抑制されるという。
同社グループでは、今年5月より抗ウイルス対策を含む、社会の課題解決に資する塗料・コーティング技術と商品開発を加速している。
5月19日には東京大学と産学協創協定を締結し、既に抗ウイルス技術や、感染拡大終息後の新たな社会課題解決に向けた技術開発を進めているという。
同社は、塗料・コーティング・表面処理技術の開発を加速させ、製品・サービスを提供することで、New Normal(新常態)の安心・安全を届けることに貢献していくとしている。