楽天モバイルが、健康寿命の延伸をサポートするサービス「楽天シニア」の提供内容を拡充することを発表した。

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楽天シニアは、専用アプリによる日々の歩数測定、シニア世代に向けた体操教室や各種ワークショップなどのイベント紹介・申し込み、対象施設へのチェックインによる「楽天ポイント」の獲得のほか、健康コラムなどを通じて、スマートフォンを活用した健康寿命の延伸の機会を提供するサービス。

対象施設数は、2019年6月13日の試験運用開始時には神奈川県川崎市内の11施設だったが、現在は東京都と神奈川県で合わせて90施設以上となっており、今後も施設数を増やし、全国に展開していく予定だという。

また、人生100年時代を見据え、主にシニア世代のITリテラシー向上を目的としてスマートフォン教室をイベントのひとつとして開催。

2020年3月から開催を予定していた楽天モバイルショップを活用したスマートフォン教室は、新型コロナウイルスの状況を鑑みて、外出せずに講座に参加することができるようオンライン上で実施する。

なお、一部のスマートフォン教室は、楽天が運営するフリマアプリの楽天「ラクマ」と共同で、「フリマアプリ出店教室」として定期開催していくとのことだ。

今後も楽天モバイルは、シニア世代のニーズに沿ったサービスの拡充や、将来的にはオリジナルデバイス等を活用したスマートヘルスケアの提供も視野に入れ、社会課題の解決や地域活性化に貢献することを目指していくとしている。