ホンダとGM、協業拡大へ 車両プラットフォームの共有を検討

Hondaとゼネラルモーターズ(GM)は、北米四輪でのアライアンス確立に向けて、幅広い協業の検討を始める覚書を締結した。

今回の協業において、両社間の北米での戦略的アライアンスを通じて、車両のプラットフォームおよびパワートレーンの共有、共同購買、生産効率、そして様々な領域での協業に取り組み、ベストな技術とコスト効率の向上を目指すという。

これにより、両社は、次世代の先進技術領域へ多くの投資を行うことが可能になるとのことだ。

また、将来共同で開発するプラットフォームおよびパワートレーンに関する研究開発費用を共同で負担することも検討。

これにより両社は、求められている将来モビリティ領域や既存四輪ビジネスのさらなる成長への投資に向けて、大幅な経営効率向上および資本の有効活用が可能になるという。

加えて、共同購買による両社それぞれの規模、知見、そして標準化手法を活用することで、さらなるコスト効率化を検討するという。共同購買では、部品の共同調達、物流、地域ごとの戦略立案などを重点的に進めていく予定としている。

さらに、先進技術の導入に効率的に取り組むため、電子プラットフォーム、次世代ADAS、インフォテインメント、コネクティビティー、V2Xなどの先進技術分野に関する研究開発を両社で行う可能性も検討しているとのことだ。

そのほかに、GMのコネクテッドサービス「OnStar(オンスター)」の活用を検討するとともに、インフォテインメントを含む将来のコネクテッドサービスについても、共同開発の可能性を両社で協議するとしている。

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