大日本印刷(以下、DNP)とANAグループのavatarinは、イベント会場に設置された、avatarinが独自開発したアバターロボット「newme(ニューミー)」を操作し、遠隔で企画展を鑑賞しながらグッズ購入もできる実証イベントを行うと発表した。
この実証イベントは、「東京アニメセンター in DNPプラザ」で行う企画展「バンドリ!ミュージアム」の会場に、newmeを設置し、参加者が自宅のパソコンからこのロボットを遠隔で操作して、作品を鑑賞するもの。
同時にアバターイン(アクセス)した友人と会話を楽しみながら場内の一部エリアを鑑賞できるほか、グッズコーナーに陳列された企画展オリジナルグッズを購入することも可能であるという。
なお、この企画展「バンドリ!ミュージアム」は、人気アニメ「バンドリ!」のライブシーンを再現したライブ体感型のコスチューム展。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、当初の8月開催予定を中止にしたが、今回、遠隔からの参加に限定することで、感染防止に努めながら、新たな鑑賞体験が楽しめる展示会「avatarin ギャラリーツアー in バンドリ!ミュージアム」として開催するとしている。
同企画展は、DNPとavatarinの両社が企画立案し、DNPがコンテンツとイベント会場を、avatarinがロボットとサービスのプラットフォームを提供するとのことだ。
実証イベントの概要は以下。
タイトル:「avatarin ギャラリーツアー in バンドリ!ミュージアム 」
開催日時:9月11日・14日・16日 18時~/19時~/20時~ (各回30分)
参加費用:無料
申込受付:9月4日から6日 Webサイトにて応募受付
DNPとavatarinは、今後も、アバターを活用した新しい企画展鑑賞体験の開発に取り組んでいくとのことだ。