キユーピーは、withコロナにおける新たな食ニーズに対応するため「フレッシュストック(TM)」事業を始動することを発表した。

フレッシュストック(TM)事業は、青果・精肉・鮮魚、惣菜、日配などの低温売場専用商品の製造・販売を担うとしている。

キユーピーがフードサービス(業務用)で長年培ってきた調理現場のニーズやプロの味作りなどの技術を生かして、忙しい利用客が、スーパーの低温売場でまとめ買いした商品を冷蔵庫にストックし、日々の食事で手軽にフレッシュな味わいの料理を楽しめるラインアップを提案するという。

事業の新商品の第一弾は、グループ各社が販売し、キユーピーが企画開発する。

調味料、パッケージ惣菜、たまご商品の3つの柱を(1)青果売場、(2)精肉・鮮魚売場、(3)惣菜売場の3つの売場で展開する。

まずは、(1)の青果売場用調味料2品を9月16日からキユーピーグループのサラダクラブが全国販売を開始し、(2)精肉・鮮魚売場、(3)惣菜売場についても、今秋からテスト的に市場に商品を順次投入していくとのことだ。

同社は、2024年までに同事業における売上高を150億円規模に育成し、食ニーズの変化や、withコロナのニューノーマルに対して、キユーピーグループの強みを生かした商品展開で市場を創造していく方針を示している。