ソフトバンクは、5Gを活用した高度なAR(拡張現実)体験の提供を目指し、位置情報ゲームなどを提供するNianticが設立した「Niantic Planet-Scale AR Alliance」に参加すると発表した。
ソフトバンクはNianticが開発・提供する位置情報技術とAR技術を活用したスマートフォン向けゲームアプリ「Ingress」「Pokémon GO」「ハリー・ポッター:魔法同盟」の3つのタイトルにおいて、国内通信事業者として唯一のパートナーシップ契約を締結している。
今回同社は、5Gを活用した高度なAR体験を実現するMECのテスト環境を構築し、Nianticおよび他のNiantic Planet-Scale AR Alliance参加企業の協力の下、具体的なユースケースの検証を開始するという。
なお、同ユースケースにおけるMECサーバーにはMobiledgeX, Inc.の技術を活用するとのことだ。
ソフトバンクは今後も5Gの特長である「高速・大容量」「低遅延」の通信とMEC技術を生かし、高度なAR体験の提供を目指していくとしている。