goo表記ゆれ辞書API Lite、提供開始 新語をリアルタイム更新

NTTレゾナントが提供するAI型ECサイト内検索ソリューション「goo Search Solution(グーサーチソリューション)」は、「goo表記ゆれ辞書API Lite」を提供開始すると発表した。

goo表記ゆれ辞書API Liteは、ポータルサイト「goo」や独自開発の「gooのAI」を運営するNTTレゾナントの知見を生かして開発した表記のゆれを吸収する辞書を、そのまま利用できるAPIサービス。

表記ゆれとは、キーワードの入力ミスや漢字・スペルの間違い、ある単語に複数の表記パターンが存在することなどを指す。

これまでgoo Search Solutionでは、gooのカテゴリーのサービス運営で蓄積した知見やgooのAIのノウハウを生かして一般的な語句の表記ゆれを登録したgooの表記ゆれ辞書と、ユーザーのサイト独自のログから生成する「個別表記ゆれ辞書」の2つを提供してきた。

これにより、例えば「リンゴ」を検索する際、「りんご」「林檎」「アップル」などの異なる検索パターンを、全て同じ「リンゴ」の検索結果へ導くことができるという。

今回提供するgoo表記ゆれ辞書API Liteは、gooのサービスと連動し自動更新を続けているため、新語にもリアルタイムに対応可能。

導入することで、ECサイトやコーポレートサイト・オウンドメディアのサイト内検索や、チャットボットの自動応答において、表記ゆれのチューニング作業の負担軽減や検索精度の低さによる機会損失を防ぐことができるとのことだ。

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