インターパークは、営業活動を最先端ITで効率化する「Sales Tech」のカオスマップ2020を公開したと発表した。

今回同社は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う未曾有の事態によりセールステック業界も大きく風変わりしたことから、2020年度版のカオスマップを作成したという。

新型コロナウイルス感染拡大前は、インサイドセールスというワードは注目されつつあるものの同社が5月に行った「インサイドセールスに関する調査」に基づくと、実際に「自社がインサイドセールスを導入している」と回答した割合は全体の20%にとどまったという。

また、インサイドセールスを導入しているといっても実際にはテレアポ業務のみを担当し、アポイント獲得後はフィールドセールスに引き継ぐ企業が大半だったとのことだ。

しかしコロナ禍における外出自粛に伴い2020年は急速にオンライン商談が普及し、「インサイドセールス=テレアポ」のイメージから「インサイドセールス=オンラインで商談まで行い、受注をする」という流れに大きく変わったという。

また、「受電業務」「稟議申請や契約書などの押印業務」がテレワークの壁になっていることが露呈し、自宅にいながらも受発信が行えるCTI/IP電話アプリや、オンラインで稟議申請や押印業務を行える電子契約ツールなどの普及が急速に進み、新たに「オンラインセールス」というワードが浸透したとのことだ。